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| 烏合の衆 | 烏の群れのように統一も規律もなく寄り集まった群衆、または軍勢。 〔後漢書 耿[合廿]伝〕 |
| 栄枯盛衰 | 人・家・国家などの勢いにも盛んな時と衰える時のある事。 〔曹植 子建『丁翼の贈る詩』〕 |
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| 画餅に帰す | 外見が立派でも実際の役には立たない事。 (魏文帝(曹丕 子桓)が盧毓を吏部尚書に任命した時に、 『有名な人物は採用しないように。 地面に餅を画くようなもので、食べるべき物ではない』 と言った。) 〔魏志〕 |
| 危急存亡の秋 | 危機が迫って、生き残るか滅びるかという重大な瀬戸際。 〔蜀志 前出師表〕 |
| 鶏肋 | (食う程の肉は無いが捨てるには出汁が出るので惜しい所から) 大して役には立たないが捨てるには惜しい物。 (曹操 孟徳が漢中を攻略するのに手間取っていた。 ある晩、晩餐に鶏の吸い物が出て、 『鶏がらという物は食べようにも肉は無く、だからと言って煮込めば出汁は出る。 この漢中と言う土地も言ってみれば鶏がらのような物だな』 と考え事をしながら食事を摂っていた所に、夏侯惇 元譲に警備の合言葉を訊ねられて、 覚えず『鶏肋』と口走ってしまった。 夏侯惇から合言葉を聞いた都尉の楊脩 徳祖は『判りました』と退陣の用意を始めた。 夏侯惇が驚いて問うと 『鶏の肋は食べるには肉は無けれども出汁は出ます、丞相は漢中がそのような立場の土地だという事で「鶏肋」と命令なさったのでしょう』 と曹操の思案そのままを答え、夏侯惇を納得させた。) 〔後漢書 楊修伝〕 |
| 月旦 | 人物の批評。 (許劭 子将が毎月の一日に郷里の人々の人物論をして楽しんだ事から。) 〔後漢書 許劭伝〕 |
| 言多ければ 事をして敗れしむ |
一言多いのは身を滅ぼす。 (曹操 孟徳が兵糧調達の為に酒造禁止令を出した所、孔融 文挙が 『偉大なる前漢の武帝は、父・景帝が泥酔してあまり好みではない女人と同衾して お生まれになったと聞きます。もし景帝が酒を飲まなければ武帝も存在しなかったでしょう』 と得意気に述べた。 曹操はすぐに『酒造禁止はこれまでに酒で国を滅ぼした例が多いからだ』と手紙で弁明した。 孔融の返事はこうだった。 『国が滅ぶ理由は他にもあります。仁義に溺れたり、儒学に溺れたり、女に溺れたり…。 ならば酒だけでなく道徳・学問・結婚など全て禁止すべきでしょう。 酒のみを禁止するのは兵糧が欲しいからではありませんか。』 正鵠を射た答えだったので曹操は何も言えず諦めたが、 後に孔融に色々と難癖をつけ、とうとう処刑となる。 処刑前に孔融が詠んだ辞世が『言多ければ事をして敗れしむ』だった。) 〔後漢書 孔融伝〕 |
| 呉下の阿蒙 | 学識や人物などが、昔のままで進歩の無い者。 (魯肅 子敬が周瑜 公瑾に代わって前線司令官として任地に赴く途中、 呂蒙 子明を尋ねて意見を交換し合った。 話してみると呂蒙の学識が以前より深まり豊かで、寧ろ魯肅 子敬が押され気味となった。 魯肅は呂蒙の背中を軽く叩き、 『君は無骨一点張りと思っていたがこれほど勉強しているとは知らなかった。 いつまでも呉の城下にいた頃の武略に長じているだけの阿蒙(蒙ちゃん)ではない』 と言った。) 〔呉志 呂蒙伝・注〕 |
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| 左顧右眄 | 1.左右を見回す事 2.辺りの様子や周囲の思惑を気にして、決断出来ず迷う事。左顧右眄。 (曹植 子建が呉質 季重に宛てた礼状で呉質の行き届いた持て成しを 『左顧右眄するや 謂へらく人無きが若しと』 (貴方が左右を見渡す様子は、傍に人がいないようでした) と褒めた事から) 〔魏志 曹植伝〕 |
| 三顧の礼 | 人に仕事を頼むのに、何度も訪問して礼を尽くす事。 〔蜀志・前出師表〕 |
| 焦眉の急 | 差し迫った危険や急務。 張昭 子布 |
| 白波 | 盗賊。 〔黄巾賊頭目・張角の残党が西河の白波谷に籠もり白波賊と呼ばれ、その訓読から〕 〔後漢書〕 |
| 士 別れて三日なれば 刮目して相待すべし |
日々精進し研究と前進を繰り返す人は、三日も経てばもう目を擦ってみないと判らないほど進化しているものだ。 男子三日会わざれば刮目して見よ。 (魯肅 子敬に呉下の阿蒙と言われた呂蒙 子明が 『男たる者三日も経てば成長するもの、よく目を見開いてその成長を見極めた上で然るべき応対をするものです』 と答えた。) 〔呉志 呂蒙伝・注〕 |
| 寝食を忘れる | 一つの事に熱中する。 [言焦]周 弁南 |
| 水魚の交わり | 離れ難い非常に親密な交際。水魚の親。水魚の思い。 (三顧の礼で諸葛亮 孔明を軍師に迎えた劉備 玄徳は孔明と寝食を共にするほどだった。 関羽 雲長と張飛 益徳が見兼ねて 『我が君がそのように軍師のみにべったりでは他の家臣に示しがつきません』 と進言したところ、劉備は 『孔明と私は言わば水と魚のような物、魚は水あればこそ生きてゆけるのだ。 私にとって孔明はそれほどの逸材なのだ。どうかもう言ってくれるな』 と言った。) 〔蜀志 諸葛亮伝〕 |
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| 治世は大徳を以てし 小恵を以てせず |
世の中を治めるには大所高所に立ち根本を押さえる事が大事で、 ちっぽけな恩恵で民衆の気を引くべきでは無い。 〔蜀志 諸葛亮伝〕 |
| 面皮を剥ぐ | 厚かましく素知らぬ顔をしている者の真実の姿を暴く。面の皮を剥ぐ。 〔呉志〕 |
| 読書百遍義自ずから現る | 百遍も繰り返して書物を熟読すれば、よく判らなかった意味も自然に判る。 乱読を戒め熟読の必要を説いた句。読書百遍意自ら通ず。 〔魏志・王粛伝注/魏略〕 |
| 豚児 | 自分の子供を遜って言う語。愚息。豚犬。 |
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| 内助の功 | 表立たない内側での功績。夫の外部での働きを支える妻の功績を言う事が多い。 |
| 泣いて馬謖を斬る | 情として処分するに惜しい人物であっても、 違反があった時には全体の統制を保つ為に処分する。 〔蜀書 諸葛亮伝/馬謖伝〕 |
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| 白眼 | 冷淡な目つき。 (阮籍が好ましくない客には白眼で対し、好ましい客は青眼(黒目)で迎えた事から) 〔晋書・阮籍伝〕 |
| 伯仲の間 | 兄弟が互いに才能に優劣のない間柄。 |
| 白眉 | 兄弟中で最も優れている者。衆人の中で最も傑出した者、同類中で特に優れているもの。 (馬良 季常が、五人の兄弟の中で最も優秀で、その眉が白毛混じりだったから) 〔蜀志 馬良伝〕 |
| 破竹の勢い | 竹が割れていくように非常に勢いがよい様。 杜預 元凱 |
| 跋扈 | (跋は踏む意。扈は魚を獲る竹籠。魚が籠に入らず、躍り跳ねる事から) 我が物顔に振る舞う事。のさばり蔓延る事。 〔後漢書・崔[馬因]伝〕 |
| 鼻息を仰ぐ | 相手の機嫌や意向を探りながら、気を遣って行動する。鼻息を窺う。 〔後漢書・袁紹伝〕 |
| 万全の策 | 完全な策。手落ちの無い策。 |
| 髀肉の嘆 | 活躍したり名を上げたりする機会が無いのを嘆く事。髀肉を託つ。 〔蜀志 先主伝・注〕 |
| 文章は経国の大業にして 不朽の盛事なり |
人の命には限りはあるが文章は国家経綸の大事業であり 永久に滅びる事が無い盛大な事業である事。 曹丕 子桓 |
| 文、点を加えず | 禰衡 正平 |
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| 明眸皓歯 | 美しく澄んだ瞳と歯並びの綺麗な白い歯。美人の形容。 曹植 子建 |
| 孟宗竹 | (中国の二十四孝の一人・孟宗(寒中に筍を母親に供した孝子)の名を冠した竹。) |
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| 洛陽の紙価を高らしむ | |
| 論功行賞 | 手柄の有無・大小を論じ定めて、それに応じた賞を与える事。 |
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